気温も湿度もぐんと上がり、外に出るだけで汗がにじむような季節が訪れました
いつもと同じ作業をしているのに、疲れが何倍にも感じてしまう心と体をリフレッシュしたくなったら
“自然の涼“に包まれる場所へ出かけてみませんか?
今回は、岩手県内でも暑さを忘れることができるような「ひんやりスポット」を紹介します

自然の美しさを感じながら、ゆったりとした時間を過ごすことで、
日常のストレスや疲れもやさしくほどけていきます
1.幽玄の絶景「龍泉洞(りゅうせんどう)」(岩泉)
地底湖の青が幻想的な世界を作り出す、日本三大鍾乳洞のひとつ「龍泉洞」
自然に作られた鍾乳石の造形美に目を奪われながら、
ひんやりとした洞窟内を歩けば、まるで異世界を旅しているような感覚になります
洞内の平均気温は10度前後
真夏でも軽く羽織が必要なくらいの涼しさが心地よく暑さを一気に忘れさせてくれます
また、外に出たあとの空気も格別
冷気を感じた後のやさしい日差しに癒され、自然のリズムと一体になる時間が楽しめます
足元が滑りやすくなっているので、歩きやすい靴でのんびりと散策しましょう
2.渓流とやさしい風「猊鼻渓(げいびけい)」(一関)
船に揺られながらゆっくりと進む、渓谷の舟下り
周囲を囲む高さ100mの断崖絶壁と透明度の高い水面、そして舟をこぐ船頭さんの歌声
昔話の中に入り込んだかのような、静かで穏やかな時間が流れます
吹き抜ける風は涼しく、水面に反射する緑が目にも優しく、心が自然と一体になり整っていく感覚になります
癒しの時間そのものを味わいたい方におすすめのスポットです
3.静けさの温泉地「湯川温泉」(西和賀)

最後に紹介するのは、岩手県西和賀町の奥座敷、湯川温泉
深い緑に囲まれた山あいにあるこの温泉地
昔ながらの静けさと、ゆるやかな時間が今も大切に守られています
中でも注目したいのが、湯川温泉にある「山人(やまど)」というお宿
四季折々の自然に囲まれた客室と、丁寧に仕立てられた料理で知られています
ここでは岩手県花巻市が誇る銘柄豚「白金豚」(はっきんとん)を使った贅沢なコース料理も楽しめます
自然の中で過ごす静かなひとときに、地元の素材をふんだんに使った食事を添えることで、忘れられない夏の思い出になることでしょう
≪まとめ≫
夏だからできる「避暑の旅」

夏の暑さを逃れる避暑の旅はただ涼しいだけでなく、心にもご褒美をくれるやさしい時間です
自然に包まれて深呼吸し、五感で”涼“を味わい、地元の味覚に舌鼓を打つ
そんな一日が、明日からの活力になります
今年の夏は、少しだけ足を伸ばして、岩手ならではの「涼と癒し」を体験してみてはいかがでしょうか?
白金豚のようなブランド豚との出会いも、旅を彩る素敵なアクセントになることでしょう




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