前回の投稿ではブランド豚についてお話ししましたが、
その中で「LWB」という記号に触れました
今回はその意味についてご説明します
前回の投稿「ブランド豚とは?」
Q.サイトやパンフレットで見る英字記号って何?
ブランド豚のサイトや説明文を見ると、
「B」や「D」などの英字記号が記載されていることがありますよね
これらは簡単に言うと「豚の種類」を表しています
種類ごとに特徴や血統が異なり、その違いを識別するために使われる記号です
Q.どんな種類があるの?
様々な種類がありますが、その中でも有名な4種類をご説明します
1.『B』バークシャー
体全体が黒で、顔、四肢の先、尻尾が白い「六白」が特徴です
生まれる子豚の数が少なく、発育が遅いものの、
筋繊維が細かいため、肉質が柔らかく歯切れのいい、うま味たっぷりの高級豚肉です
2.『L』ランドレース
毛の色は白、耳は垂れていて体長が長く、体全体のつり合いがいいのが特徴です
発育が良く、繁殖力の旺盛で、日本国内では最も多く飼育されています
3.『W』大ヨークシャー
皮膚の色が白、体や耳が大きいのが特徴です
発育が良く、生まれる豚の数が多い傾向があります
また体積が豊かで、肉付きが良いため、肉と脂肪の割合バランスに優れている点も魅力です
4.『D』デュロック
毛の色は赤、胴回りとモモが大きいのが特徴です
生まれる子豚の数が少なく、生産効率は低いものの、病気になりにくく、
筋肉にもサシが入っている為、柔らかながらも弾力のある肉質が魅力です
まとめ
現在、国内には400を超えるブランド豚がありますが、その7割が「LW(母豚)D(父豚)」という品種です
この品種は最も経済効率が良いと言われており、170日前後で出荷されます
白金豚は「LW(母豚)B(父豚)」という組み合わせなので、
体の色は白豚ですが、中にはぶちの入った豚や、黒色の豚も生まれます
白金豚は通常より2ヶ月も長く飼育し、230日前後で出荷するため、時間はかかりますが
筋繊維がとてもきめ細やかで、多汁感があり、噛みしめると「じゅわ…」とうま味が広がります
B(バークシャー)を掛け合わせているため、「脂身が厚い」とのご指摘が入る反面、
「この脂身がおいしい」とリピートしてくれるお客様がたくさんいらっしゃいます
「白金豚」を食べてみたいと思っていただけた方は
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1964年から長い年月をかけて試行錯誤し、
少しずつレストランや料亭のシェフから認めて頂けるようになり、
たくさんのお客様に支えられ、愛されてきた「白金豚」
ぜひ、お召し上がりください
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